アフィリエイター(ブロガー)向け面接対策と質問と回答集まとめ【個人事業主】

アフィリエイター(ブロガー)として生計を立ててきたのなら、メディア運営やSEO、WEBマーケティングのスキルはおそらく会社員の比ではないはず。

ただ、そんなアフィリエイターも個人でやられてたのなら、多かれ少なかれGoogleのアルゴリズムコアアップデートによって大打撃を受けてしまった人も少ないくないはずです。

そこで、アフィリエイターから正社員に転職を考えている方も多いと思うのですが、アフィリエイターとして成果を出してきたあなたは書類が通過して面接となった場合、気をつけるべきこと、よく聞かれる質問などはどのようなものがあるのでしょうか?

ここでは、アフィリエイター(ブロガー)が正社員に転職する際に気をつけるべきことや、よく聞かれる質問についてまとめています。

ぜひ、転職活動の参考にしてください。

アフィリエイター(ブロガー)はそもそも転職可能なのか?

最近のクレイジーなGoogleアルゴリズムコアアップデートのせいで、個人や中小企業、ベンチャー企業が運営しているメディアが軒並み順位を下げられてしまっている傾向です。

その中でも、個人で運営していたメディアは特にダメージが大きく、中には廃業を考えてしまっている人もいらっしゃるかと思います。

そして廃業後、次のキャリアプランとして転職を考えていらっしゃる方がいらっしゃると思うのですが、果たして転職は可能なのか?

結論から言うと、普通にできます。というか普通にWEBマーケターやSEOマーケター、コンテンツディレクターとして需要あります。

がしかし、会社という組織に所属していたわけではないため、一定数このようなことを思う面接官はいらっしゃいます。

会社の偉い人
会社の偉い人
組織の一員として働けるのかな?我が強くてチームワークの和を乱さないかな?
バリキャリおばさん
バリキャリおばさん
あくまで個人としての成果はすごいけど、弊社でちゃんとチームを組んで成果を出せるのかしら?

その点を踏まえて、個人競技から団体競技を行う企業に転職するにあたり、面接で気をつけるべきことを以下でまとめています。

アフィリエイター(ブロガー)が面接で気をつけること【面接対策】

サラリーマンなどの組織としてではなく、個人アフィリエイターやブロガーの経験を活かして転職活動をする場合、面接では以下の点に特に注意する必要があります。

再就職(転職)理由を丁寧に説明する

アフィリエイター(ブロガー)は就業形態としては、個人事業主になると思うのですが、転職面接では、なぜ再就職(転職)を考えた理由を寧に説明することが重要です。

サラリーマンに再就職・初めて正社員となりたいと考えた理由の伝え方で採用されるかどうかが大きく変わるのですが、面接官は誰が担当するかは基本選べないので、誰が聞いても納得できるようなシンプルな理由にまで落とし込みましょう。

また、この日本国の企業の採用面接では、基本的に転職理由前向きな理由でないと、非常にウケが悪いです。特に、前職の悪口とか言ったら秒でお見送りされる可能性が高いです。

例えば、「アフィリエイターのスキルを活かして個人では担当できなかった大きなプロジェクトに参画したい」など、自分のスキルを活かして企業に対してどのような貢献ができるかなどがおすすめ。

 職種と企業の理解

大前提として、アフィリエイト経験を活かせる職種を募集している企業にがアフィリエイト経験をどのように評価し、活かしてくれるのかを理解することが重要です。

対策として、企業の事業内容や求める人物像を事前にしっかりと調べ、自分がどのように貢献できるのかを具体的に説明できるように準備しましょう。
単にアフィリエイトで稼いでいた経験をアピールするのではなく、その経験で培ったスキルや知識が、企業でどのように活かせるのかをアピールすることが重要です。

具体的な成果の提示

アフィリエイターとしての実績をアピールする際は、単にPVや収益といった数字を羅列するだけでなく、どのような施策を実行し、どのような成果を上げたのかを具体的に説明することが重要です。

数値だけでなく、その数値を達成するためにどのような工夫をしたのか、どのような課題を克服したのかを具体的に説明しましょう。
成果の裏付けとなるデータがあれば、それも提示できるとより信憑性が増すので、好印象です。

勇者メンマ
勇者メンマ
企業は実績はもちろんですが、その実績という名の数字を"どのように出したのか?"という「再現性」を面接では重視する傾向です。ようは、その実績を自社でも出せるのか?ということを面接官は確認したいので、具体的に説明できるように準備しましょう。

倫理観とコンプライアンス

企業は法令や倫理観を遵守することが求められます。

特にYMYL領域を扱っているメディアでは、よりコンプライアンスを重視する傾向であり、面接ではアフィリエイト活動において法令や倫理観を遵守してきたことをアピールしましょう。
具体的には、どのような案件を扱ってきたのか、どのような対策をしてきたのかなどを説明することが有効です。

入社への熱意と継続性

アフィリエイトは、人によりますが結果が出るまでに時間がかかる職業であり、全くの初心者である場合、最低でも3ヶ月〜半年の間無収入なんてこともザラです。

しかし、アフィリエイトで生計を立ててきたのなら、抜群の継続力だったり、結果にコミットするという点ではサラリーマンよりも遥かに優れていると思われます。

そこで、面接ではアフィリエイトへの情熱と、継続して努力できる姿勢をアピールすることが重要です。
具体的な目標や計画があれば、それもアピールしましょう。

スキルと知識

これは、別にアフィリエイターに限った話ではないですが、面接という場ではアフィリエイターとして活動する中で培ったスキルや知識をアピールすることが重要です。

例えば、SEO対策、ライティング、コンテンツマーケティング、Web分析などのスキルが挙げられます。
そのため面接の場では今まで使ってきたツールや、SEO対策はどのようなものをやったのか、どのようなコンテンツを作ってきたのか具体的に説明できるようにしましょう。

企業との相性

企業理念や社風と自分の価値観が合っているかどうかを事前に確認しておきましょう。

企業のホームページやSNSなどを参考に、どのような会社なのかを理解しておくと良いでしょう。
面接では、企業への熱意をアピールするとともに、自分がその企業でどのように貢献できるのかを具体的に説明しましょう。

勇者メンマ
勇者メンマ
基本的に長く活躍できるかどうかは、会社ガチャ、同僚ガチャ、部下ガチャ、上司ガチャなど“環境"ですべて決まります。そのため、社風があるか合わないかは非常に重要であり、会社の公式サイトやWantedly、Green、会社の中の人のSNSなどをよく確認したうえで面接に挑みましょう。

本番

面接本番では、以下の点に注意して準備しましょう。

  1. 職種や企業に合った服装で面接で挑む
  2. 面接官の目を見て、ハキハキと話す
  3. 質問には正直に、具体的に答える
  4. 事前に想定される質問とその回答を準備しておく

これはアフィリエイターに限った話ではないのですが、面接では事前準備がいちばん大事なので、ある程度の答えを用意して、本番に備えてイメトレをしておきましょう。

アフィリエイター(ブロガー)が面接で聞かれること【質問と回答集】

以下は実際に俺氏が企業の面接で聞かれたことです。大体以下のような質問が多いです。

注意点としては、いくらこちらが面接対策をしたところで、「面接官ガチャ」でハズレを引いてしまうと、「何を言った」ではなく「なんとなくこの人嫌いか好きか」のみで判断されてしまうというところです。

中小やベンチャーで特に多いのですが、全くコミュ力がない・話を理解できる能力がない・話を深堀りできない無能人事が担当になってしまう場合があるため、そのような無能にもちゃんと話を理解させるためのトークスキルや愛嬌が要求されます。

自己紹介

これは普通に職務経歴書の職務要約のところをベースに説明すればおk。

基本的に長すぎても短すぎてもダメなので、だいたい1分くらいで収めるようにしましょう。

転職理由

自己紹介同様に大体聞かれます。上に挙げたようにあくまでスキルアップなど前向きな理由を説明しましょう。

仮に他責思考な理由であっても、ここでは絶対に言ってはダメです。そのくらいウケが悪いので。

志望理由

企業によっては聞かれます。基本的に志望動機は自分の企業へ対する熱い思いだけではなく、求人票を見て企業側がどんな人材を欲しがっているのかを意識しながら書きましょう。

例えば、「SEOで数多くのキーワードで上位表示させてきたSEOのスキルが、御社のメディアの課題解決に貢献できる可能性があり、事業発展の一躍を担えると思ったから」だとか「より大きなプロジェクトでチームを組んで活躍したいという思いが強く、なおかつ御社はこの業界で高い知名度を誇っており、事業内容や社風も自分とマッチしていると判断し、スキルを活かしつつプロジェクトのグロースに貢献できると思ったから」とか言いましょう。

あなたの強みと弱みは

大体強みか弱みは聞かれます。これはちゃんと自己分析ができているかどうかを見ていることが多いようです。

転職の軸

これもだいたい聞かれます。人によって変わってくるのですが、経験上、「ワークライフバランス」などの福利厚生面を重視していると非常にウケが悪いので言わないようにしましょう。

なぜ、ウケが悪いかというと、YoutubeやTwitterなどのSNSで「面接官が不合格フラグ5選」などの情報発信している自称1000人以上面接してきた人事的なアカウントの情報を真に受けてしまう無能人事が存在するからです。

だいたいそのようなアカウントは、「待遇面や福利厚生面を面接で聞くと、”この人福利厚生目当てなのかな?"と面接官は思ってしまい、お見送りになる」みたいなことを発信していることが多く、その情報を全然経験値が足りない人事が信じてしまい、本気でそのような理由で落とすとかザラにあります。なので、あまり言わないほうが良いです。

無難路線でいうと、「自分の専門知識やスキルを活かせる企業」「最新技術に触れられる環境で働きたい」「レベルの高い仕事にチャレンジしたい、スキルアップしたい」などがおすすめ。

キャリアプラン

10年後自分どころか、変化が目まぐるしい現代において10年後日本がどうなっているかもわからないのにも関わらず、こういったキャリアプラン系の質問も大体されます。

これはアフィリエイターが転職するであろう10年同じ会社にいるやつのほうが珍しいIT企業において意味のある質問か?と正直思ってしまうのですが、答えられない・納得させられない場合お見送りになってしまうので納得させられるようなキャリアプランを回答できるように用意しましょう。

この成果を上げるためにどのような施策をやってきたのか

SEOで1位を取ってきました!など成果に対して、具体的にどのような施策を打ってきたのかなど基本聞かれます。

正直、職務経歴書に記載される方も多いと思いますが、その話をベースに丁寧に回答しましょう。

まとめ

アフィリエイト経験を活かせる職種は、アフィリエイト広告代理店、Web制作会社、SEOコンサルタント会社などがあり、アフィリエイターのとしてマルチに活躍してきたスキルを活かすことができます。

しかし、どの職種が最大限生かせるかは、結局その人次第であり正直度の職種が一番向いているかわからない人もいらっしゃるかと思います。

そういった場合は、キャリアプランの相談に乗ってくれる転職エージェントを利用するのも有効です。

面接で上記のような点を意識して、自分の経験をしっかりとアピールすることで、転職活動を成功させましょう。