【やめとけ】ゲーム攻略ライターはきつい?経験者が語る辛くおすすめできないポイントまとめ
ゲーマーなら一度はやってみたいであろう「ゲーム攻略ライター」。
実際に俺氏もスクフェス速報というゲーム攻略メディアを運営していたので、ゲーム攻略メディア運営者として良い点も悪い点、メリット・デメリットを学んできました。
そんな俺氏の結論として、2024年時点で新規でゲーム攻略ライターを目指すのはやめたほうが良いです。
ゲーム攻略ライターは、思っている以上に大変であり、きつい仕事です。
そこで、今回はゲーム攻略ライターを新規で目指すべきではない理由と、きつい・やめとけと言われている理由について説明します。
ぜひ、ゲーム攻略ライターを目指していて、攻略ライターに過度な夢を見ている方は御覧ください。
ゲーム攻略ライターはきつい?やめとけと言われる理由とは
最近はそうでもないですが、スマホバブル全盛期の頃、自分が好きなゲームの魅力を伝えるべくゲーム攻略ライターを目指す人が増えました。
在宅ワークが可能で、しかもゲームプレイ時間に応じてインセンティブが貰えて、好きなゲームについて情報発信して、ワンチャン有名になれる可能性があるのだから、非常に魅力的な仕事に見えたかと思います。
がしかし、他の方のブログや口コミを見る限り、スマホバブル崩壊とともに年々待遇は悪くなっていっているようで、慢性的な人手不足からなのか通年に渡ってどの企業wikiも求人を出している状況であり、年々ゲーム攻略ライターの立場は悪くなっていっている気がします。
そこで、実際にスクフェス速報というゲーム攻略サイトを運営していた俺氏なりに考えをまとめてましたので、ぜひご覧ください。
ゲーム攻略ライターの仕事内容
そもそも、ゲーム攻略ライターはどのような仕事をするのか?
ざっくりになりますが、簡単に仕事内容についてお話しすると、会社や企業wikiのタイトルごとに微妙に変わると思うのですが、基本的には以下のような業務を行います。
- ランキング記事作成
- 各種キャラの個別評価記事作成
- イベントやクエストの攻略記事作成
- アイテムや装備、カードなどのデータベース作成
- 公式で発表された新情報のまとめ記事作成
- 競合他社の動向などのリサーチ
- Twitter(X)などのSNSアカウント運用
- イベントやクエストの検証
などなど、そのゲームタイトルの攻略記事運用に関わるほぼすべての業務を担当します。
その他、ディレクターポジションになると、Google Search ConsoleやGA4などのツールを使ってデータを取り扱ったり情報を取得し、サイトの改善業務も担当する機会も増えます。
ゲーム攻略ライターはきつい?やめとけと言われる理由徹底解説
前置き長くなりましたが、ゲーム攻略ライターはきつい・やめとけと言われる理由を、実際にゲーム攻略サイトを運営していた俺氏が徹底解説します。
激務
上にも挙げたように、ゲーム攻略ライターの職業はゲームをプレイして、その攻略記事を書くのが仕事です。
がしかし、実際にやってみるとよく分かると思うのですが、めっちゃ激務です。
基本的に、イベントや新キャラが登場した際には誰よりも早く更新する必要があり、朝から晩までひたすら記事書いたりイベント攻略に時間をかけます。
また、どのゲームも年末年始の正月シーズンややGWはイベント祭りになるため、休むことはできません。
さらに、ソシャゲの場合はサプライズでキャラが追加されたりゲリライベントが開催されたりするので、当然そうなれば競合にPVを奪われるわけには行かないため、旅行先であろうが飲み会途中であろうが記事を書く必要があり、予定が立てづらいです。
給料安い
激務の上に、ゲーム攻略ライターは基本的に給料が安いです。
俺氏は個人でやっていたのですが、それでもゲームという属性の仕様上、AdSenseの単価は最低クラスで皆さんが思っている以上に収入面では大したことありません。
では、企業wikiでアルバイトやディレクターとして採用された場合はどうなのか?というと、各企業wikiの時給だったり年収は以下のようになっています。
企業wiki | 時給(アルバイト) | 年収(正社員) |
---|---|---|
Gamewith | 1,150円 〜 1,500円 | 400万円 〜 550万円 |
ゲームエイト | 1,150円~ | 332.06万円 〜 412.06万円 |
バイトの時給は関東近辺のコンビニレベル、年収は一見高そうに見えますが40時間の固定残業代込みでこの年収なので、正直低いです。
実際に、口コミサイトに投稿されている「退職理由」の項目に関しても、収入面に不満があり退職を決意したという声が多く、業務量に対して収入面が割に合わないことが伺えます。
自分が書きたいことが書けない
これは企業wikiに限った話ですが、企業wikiに雇われるという以上、上司の指示に従わなければいけないので、自分の書きたいことは制限されます。
ようは、どれだけ推しのキャラの魅力を書きたい!と思っても、それが収益に繋がらないのであれば、却下されるケースが多いです。
担当するゲームを選べない
個人でやる場合は自分好きなゲームの攻略記事をかけるのですが、企業wikiに雇われの身となると、そうはいきません。
最初は、自分がやり込んだゲームタイトルを担当していても、そのゲームがサービス終了してしまったり、収益化が期待できなくなると、基本的に会社命令で別のゲームタイトルに担当替えされます。
例えば、ウマ娘を担当していたのに、収益が期待できそうな「学マス」という新たなゲームが登場したらそっちに回されるとか普通にあります。
ウマ娘から学マスはゲームシステムが似ているからまだ良いものの、ウマ娘からAPEXだったりエルデンリングなど全く違うジャンルのゲームを担当させられることもしばしばあるようです。
ゲーム攻略ライターになることで得られるメリット
SEOの知識
ゲーム攻略ライターは自分が担当する企業wikiに対して集客しなければいけないので、事前研修でSEOの知識を学ぶようです。
SEOは検索エンジン最適化のことであり、自分が制作した記事を競合他社よりも上の順位に上げるためのスキル。
ゲーム攻略ライターも一応「WEBライティング」の職種に該当するため、やっていれば最低限のSEOの知識は身につきます。
ゲーム好きな人と関われる
当たり前ですが、企業wikiには少なくともゲームが嫌いな人はいません。
むしろゲームを扱っている企業なので、周りはゲーム好きばかりで、気の合う人と触れ合うことはできます。
まとめ
基本的にゲーム攻略ライターを今から目指すのはおすすめしません。
確かに、メリットはそこそこあるもののデメリットのほうが多いので、俺氏はやめたほうが良いと思います。
仮に、WEBライティングだったり、メディア運営、ディレクターなどのポジションを目指すのなら、ゲーム攻略以外のメディアで身につけたほうが早いです。
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