新卒フリーランスの末路とは?失敗するとどうなるのか?キャリアプランまとめ【多額の借金で破産?】

2024年7月31日

正社員ではなく会社に縛られない生き方に憧れて、新卒フリーランスという邪道な働き方をする若いZ世代の方々が増えているのですが、新卒フリーランスになった方々の末路はどのようなものなのでしょうか?

ここ最近新卒フリーランス増加に伴い、今後10年の未来が心配な方が多いせいなのか、「新卒フリーランス 末路」とサジェストで表示されます。

実際に、フリーランス自体ここ10年で増えてきた新しい働き方であり、正直5年前にフリーランスになった人が今現在何をしているのか?という情報があまりないのですが、実際のところ新卒でフリーランスになった人は失敗した場合どのような末路をたどるケースがあるのか、もしくはどのような末路をたどる可能性があるのか。

ここでは、実質的に新卒フリーランスとして活動した俺氏が、新卒フリーランスの末路についてまとめていきます。

果たして、新卒フリーランスの道は明るいのか?暗いのか?

新卒フリーランスの末路とは【結論:よほど馬鹿なことをやらない限りアンチが思うような悲惨なことにはならない】

新卒フリーランスになった理由は人それぞれだと思うのですが、正直結構勢いでなった人も多いかと思います。

その影響からか、Googleで「新卒フリーランス 末路」というサジェストが表示されるのですが、新卒フリーランスになった人たちの末路はどのようなものが多いのでしょうか?

単刀直入に述べると…新卒フリーランスは現状そんな悲惨な末路にはなりにくい。というかほぼ聞いたことないです。

ちなみに、末路の意味は「人生や組織の、盛りを過ぎた末。なれのはて。盛りを過ぎて衰え果てた状態」であり、おそらく結構悲惨な未来を想像している人が多いと思います。

しかし、新卒フリーランスだけでなくフリーランスほぼ全てに言えるのですが、よほど下手なことをしない限り、借金まみれで住宅ローン払えず家族を養えなくなり、配偶者と離婚し孤独死を迎える…みたいなことはほぼほぼ起こらないと思います。

その理由を以下で説明します。

新卒フリーランスの末路が悲惨で酷いことになりづらい理由

それでは、新卒フリーランスの末路が悲惨で酷いことになりづらい理由が以下の通り。

多額の借金を抱えるリスクが低い

新卒でフリーランスになる人の大半の職種が、エンジニアだったり、動画編集者、WEBライター、その他コンサルタントだと思うのですが、これらの職種でフリーランスになるために、銀行から多額の融資を受けた人はほぼいないと思います。

例えば、飲食店などリアルで店舗を運営したいとなると、当然ながら数百万円〜数千万円の金額が必要になるため、銀行から融資を受ける人がほとんどでしょう。

仮に、これらの飲食店で売上が立たずに閉店した場合、銀行からの借入額が免除になるわけではないので、多額の借金を背負うことになるため、その後は借金返済に人生の殆どの時間が割り当てられるため、悲惨な末路と言えるでしょう。

しかし、フリーランスのほとんどが無形商材を扱う職種であり、初期投資するにしてもスペックの高いパソコンや、動画編集ソフトや開発ツールであり、どれだけ高くても数十万程度だと思います。

なので、仮にうまくいかなかったとしても、別に多額の借金を背負うということはほぼほぼないため、金銭面的には特に悲惨な末路をたどる可能性はかなり低いと言えます。

雇用形態を変えられる

新卒フリーランスになったということは、おそらくあなたは20代前半〜中盤くらいの年齢だと思います。

仮にあなたがスキル不足だったり、営業力がなく、全く案件取れていない状況でも、いつでもフリーランスをやめて転職して働くことが可能なので、いくらでも潰しが効きます。

しかも、2024年現在転職市場は超売り手市場の状況であり、仕事を選ばなければいくらでも就職先はあります。

また、フリーランスで活動してきたということは、フリーランスとしては未熟だったとしても、普通に会社員としてなら十分通用するだけのスキルは培っているはずです。

エンジニアをやっていたのならSIerやSES、動画編集なら動画編集を代行しているような会社、WEBライターならメディア運営している企業、コンサルタントならコンサル会社に転職することも全然できるので、そこまでキャリアの心配はしなくてもおk。しかもまだまだ若いので全然ポテンシャル採用でも十分採ってくれます。

ちなみに、一旦フリーランスをやめてから企業でスキルを磨き、再びフリーランスとして活動して上手くい人も全然普通にいます。

このように、フリーランスで失敗したからと言って、そのスキルが失われて0になるわけではなく、いくらでも再チャレンジできるので、キャリア面でも極端に悲観的にならなくても大丈夫です。

最悪フリーターや派遣でも凌げる

上とちょっと似ているのですが、別に転職という企業に組織できなくても、今どき派遣社員やフリーターなどのアルバイトも時給がかなり高くなってきているため、最悪これらの非正規雇用でも生きていけます。

非正規で働きつつ、スキルアップの勉強や営業をして案件を獲得して、再びフリーランスになることも可能なので、どうしても会社員に戻りたくないのであれば、こういう比較的プライベートな時間が確保しやすい雇用形態で形成立て直しを図るキャリアプランもありっちゃありです。

新卒フリーランスを続けていくとどうなるのか【キャリアプラン】

上記のはあくまでフリーランスとして失敗したパターンを消化しているのですが、そのままフリーランスと活動した場合どうなるのか?

普通に案件取ってフリーランスであり続ける

新卒フリーランスの末路というか現状は、新卒フリーランスから普通にフリーランサーとして活動している人が多いかと思います。

当たり前ですが、「新卒」ということは、大学・高校を卒業したてのことを指すのですが、3年も経てば新卒ではなくなります。そのため、新卒フリーランスとしてずっと活動しているのなら、普通のフリーランスということになります。

また、ずっと活動しているということは、かなりスキルを磨いてきているということもあり、「法律系に特化したWEBライター」「AMSに強いエンジニア」「コンバージョンが2倍になるコーティングができるWEBデザイナー」など、各々何かスキルに特化したフリーランサーとして成長していることが多いです。

起業(法人化)

新卒フリーランスとして案件を取り続け信頼を日々集めていると、それに比例して依頼も増えていきます。

それに伴い、他のフリーランスの方に仕事を振ったり、ある程度組織化する必要が出てくるのですが、そういった場合フリーランスから法人化して起業家に転身する人も一定数います。

普通にフリーランスとして活動している人よりかは少数派ですが、フリーランスでいるよりも莫大な金額を稼げるため、誰よりも稼ぎたい場合は起業家を目指しましょう。

なお、上記にあるように、他の飲食店などリアル店舗が必要な職種とは違い、無形商材を扱うため、仮に失敗したとしてもそこまで悲惨な末路になることは滅多になく、失敗したらまたフリーランスに戻ったり、転職して会社に戻るという選択肢もいくらでもあるので、そこまで悲観する必要はありません。

勇者メンマ
勇者メンマ
俺氏の知り合いでもフリーランスから起業した人います。この起業するハードルが低いのが無形商材の強みだと個人的には思っています。

まとめ

新卒フリーランスになったのはいいが、将来が漠然と不安になり「新卒フリーランス 末路」とググる人が多いと思います。

しかし、実際はそこまで悲惨な末路を辿る人はそんなに多くなく(というかほぼ聞かない)、よほど下手しない限りいくらでも潰しが効きます。

なので、新卒フリーランスになってはいいが不安になる気持ちはわかるのですが、とりあえず目の前の案件をしっかりこなして、信頼を積み重ねれば少なくとも食いっぱぐれることはありません。